3/17/2015

ハロー、ダッシュボード!【翻訳】

この記事は作者Jeromeさんの同意を得て翻訳したもので5つの一連の記事の1つ目です。
SOURCE: Dashboards ahoy!
1. ハロー、ダッシュボード!
2.Web時代のチャート
3.ダッシュボード vs データビジュアライゼーション
4.プロダクトとしてのダッシュボード
5.チャートアセンブル!

私はFacebookでもっぱらダッシュボードについて取り組んできました。具体的言えば、ビジネスユーザーに対して頻繁に更新されるデータをどのように最も効率的な方法で提示するか?ということです。そして本日、ダッシュボードについての一連のブログ記事/チュートリアルを始めようと思います。

なぜダッシュボード?

それは最もな質問です。ダッシュボードはまったくクールではないし、退屈なものです。D3、Canvas、Processingを使ったより高度なチュートリアルや新しいクールなビジュアライゼーションを作るほうが良いかもしれません(実際それもやるかもしれません)。

しかし、ダッシュボードへの関心はまさにそのクールではないことにあります。Stephen Few氏のInformation Dashboard Designの最初のパートでは彼が長年収集した残念なダッシュボードを多数見ることができます。(訳者注:リンク先のamazonのプレビューで実際にみれるのでぜひ見てみましょう)これらのダッシュボードのほとんどは、重大かつ明らかなな生産上の欠陥があります。しばしば3Dのカラムやパイチャートを使って無駄に派手だったり、そうでない場合はあまりにも文字通りのゲージやメーターのメタファを無駄につかっています。これは2000年代初頭の典型的なダッシュボードの1つです。


しかし、過去5年間で、これらの問題はだいぶ解決されてきたと言えます。Stephenの別のコンセプトグラフデザインIQという言葉を借りれば、そのIQはかなり上がってきたと言えるでしょう。チャートを作る人々は、ベストプラクティスがあることや、いわゆるExcelの棒チャート、折れ線チャート、パイチャートとは違った様々な形態がありえることを徐々に認識しています。またスクラッチからチャートを作る人は、よいチャートを作るには詳細に至るまで、1つ1つの細かい意思決定が必要であるということを知っています。Excelなどのソフトはデフォルト設定に頼ることもできますが、棒チャートか折れ線グラフということだけでなく、グリッドラインが必要かどうか、軸の書式、凡例となどといった細かい調整を行うことで、良いチャートとなるのです。こういった意思決定を行うことはチャートのクオリティを上げることに貢献します。また、タブローのような製品で(正直いってExcelのすべてのバージョンも)デフォルトの選択肢は、以前よりも着実に良くなっていると思います。

古いものは消えていくが、新しいものもやってくる

これらの古い問題は解決されたも同然ですが、ダッシュボードはクールであるとはまだ言いがたいです。なぜなら、新しい問題に悩まされているからです。

まず、 我々がずっとフォローしてきたチャートのルールとベストプラクティスは古い世界(印刷物)のために考えられたものであるということです。今日のWebやモバイルを考慮されて考えられたものではありません。このように、90年代のいくつかの勧告は、迷信で過去に追いやる必要があります。(data-ink ratio、あなたのことですよ)

次にダッシュボードのデザインについてですが、それはデータビジュアライゼーションの問題でもないし、ビジュアルデザインの問題でもありません(訳者注:原文ではUX/UIと言っていますが、ビジュアルデザインのことを指しているように見えたのでビジュアルデザインと訳しています)。つまり、デザイナー(訳者注:ビジュアルデザイナーのことを指していると思います)、もしくはデータビジュアライゼーションの専門家として教科書的な回答をしたとしても、どちらも最適なアプローチとはいえません。

半ば公然の秘密ですが、Product Thinkingを適用することが大切です。どのように人々は、ダッシュボードを使用するのだろうか?それはあなたが達成したい事へのガイドになるはずです。

最後に、正しいダッシュボードであるために本当に重要なことはダッシュボードは個々のチャートのコレクションではなく、1つのアンサンブルであるということです。ダッシュボードのコンポーネントは個別に考えられるべきではなく、お互いに調和すべきです。

これらのテーマはそれぞれ、個々の記事のテーマとなっています。
次の記事:Web時代のチャート

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Pinterestで 、皆さんが興味がありそうなボードを2つ持っています。

1つ目は野良で見つけたクオリティ判断なしの完全なダッシュボードのサンプルです。

2つ目はデータビジュアライゼーション/ダッシュボードUIエレメントです。これはもっとチャート、ダッシュボードのパーツなど個々のエレメントにフォーカスしたボードになります。実際のところ、dribbleやbehanceなどのVisualDesignプラットフォームでみられるようなダッシュボードは本当のダッシュボードというよりは単なるチャートのコレクションのようなものです。ビジュアルデザインとしては悪くはないのですが。